WINE MAKING ぶどう栽培
Vineyard
生き生きとした生命力や
躍動感に溢れるワインを
私たちは自然を尊重し、自然をありのまま受け入れます。そして、良いワインを造るために不適切な環境を改善したり足りないものを補ってやることがヴィニュロン(=ブドウ栽培兼ワイン醸造農家)の役割と考えます。
フェルミエのワイン造りはシンプルで当たり前の手法です。
ぶどうやワインの声を聞き、必要とされる時に適時に適切なケアを施します。また、環境や人に優しい手法が理想ではありますが、ぶどうやワインの状態、及びそれらを取り巻く環境を鑑みずに「自然栽培」や「有機栽培」、「ビオロジック」、「ビオディナミ」といった手法を目的化し、造り手の理想や都合を無理やりぶどうやワインに押し付けるものではありません。あくまでもその土地の表情が素直に現れる良いワインを造ることが目的です。
フェルミエでは除草剤や化学肥料の使用は放棄しておりますが、湿気が多く病害のリスクが高い日本でぶどうを栽培するにあたり、ぶどうにとって必要とあらば化学農薬も必要最小量を使用します。
私たちが目指すところは「新潟の自然が素直に現れる良いワインを造ること」にあります。
- ❶ 新潟市西蒲区越前浜・角田浜
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垣根栽培 アルバリーニョ、カベルネ・フラン、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・グリ、プティ・ヴェルド - ❷ 新潟市南区新飯田
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棚栽培 アルバリーニョ
契約栽培圃場と栽培品種
- ❶ 新潟市南区東萱場
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垣根栽培 シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー - ❷ 北海道余市町
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垣根栽培 ケルナー、シャルドネ、カベルネ・ドルサ、カベルネ・ミトス、メルロー
WINE MAKING ワイン醸造
01 すべての工程でワインに
ストレスをかけない
フェルミエの畑のぶどうから造るドメーヌ・ワインを中心に、野生酵母による自然発酵に任せ、ワインの移動時や瓶詰め時は重力や不活性ガスで圧送する手法により、極力ワインにストレスをかけないことを心掛けています。
各工程で細かな酸化/還元管理を徹底し、酸化防止剤である亜硫酸の使用も微量に抑えています。
02 丁寧な手作業工程から生まれる
希少数の繊細なワイン
赤ワインの醸造においては、昔ながらのバスケットプレス(圧搾機)使用のほかには機械類に頼らずに1樽ずつ手作業で醸すこともあります。
除梗破砕機を使用せずに全房発酵させたり、手で除梗するなどして愛情を注いで栽培したぶどうを慈しむ想いから丁寧に手作業で醸してみると、そうして出来たワインはより繊細で優しく、よりこの土地らしいワインとなることも10年の時を経て見えてきました。
03 自然と向き合うからこそ
経験が活きる
私たち人間がコントロールできない自然と向き合うワイン造りにおいては、いつも数値分析などに基づいて論理的に対処できたり、プラン通りの工程で進めるとは限りません。不測の事態には造り手の経験や感覚を頼りに即断し、スピーディーに対処する必要もあります。
04 自らがすべてのぶどうや
ワインと対峙する
一人のヴィニュロンが現場で自らぶどうとワインに対峙し、栽培や醸造の全工程に責任を負い、すべてのぶどうやワインに目配りできる量しか扱いません。
これにより必要な時に適切に対処するフェルミエのワイン造りの手法が可能になります。