ぶどう畑 ~2009夏~
今日のフェルミエも例年の新潟の夏とは違って、まるで高原の避暑地で過ごしているような涼しさです。今年は日本全国で歴史的な長梅雨と日照不足の影響により野菜や米の作柄が心配されています。そんな夏のフェルミエのぶどう畑の様子を報告します。
フェルミエが位置する佐渡島の対岸の新潟市の海岸沿いは、元来、梅雨の時期も含めて春から秋にかけての降水量が少なく、日照量が非常に多い地区です。
*気象庁ホームページの下記サイトで全国の降水量、日照時間等の過去の平均値の分布をご覧下さい。新潟の気候の優位性をご確認頂けます。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/atlas.php?prec_no=&prec_ch=&block_no=&block_ch=&year=&month=&day=&elm=normalmap&view=
今年は新潟の気候も雨が多く、日照が不足しています。
以下、巻地区の気象データです。2009年7月(①)と1979年から2000年までの7月の平年値(②)との比較です。降水量は平年の約160%、日照時間が平年の約60%です。
降水量 平均気温 日照時間
① 2009年7月 333.0mm 23.1℃ 99.9h
② 7月の平年値 203.2mm 23.7℃ 167.6h
それでも、ここまでは、貴重な晴れ間を縫っての防除と、ぶどう一粒一粒のきめ細かなケアにより大過なくぶどうは生育しています。もしかすると、フェルミエのぶどう自身の先天的な耐性もあるのかもしれません。
なんとか長い梅雨は乗り切りましたが、8月・9月の日照が気掛かりです。日照不足ですとぶどうの糖度も上昇しません。また、お盆以降も雨模様の天気が続くようですと、ベト病、灰カビ病、晩腐病などの病気の発生も危惧されます。9月下旬以降の収穫に向けて、いよいよ胸突き八丁です。既に、各地の栽培家からは「今年は不作」とのあきらめの声も聞こえてきますが、フェルミエはまだまだあきらめません。
